小学6年生になる娘の保護者懇談会で、早くも卒業式の服装についてお話がありました。
娘が通う小学校でも、袴の着用が増えています。和裁に携わり、着物を愛する身としては嬉しいのですが、問題も多いようです。
レンタルの間口は広がっており、選択肢は増えたと感じますが、その一方で着付けの問題は解決していません。
限られたエリアの美容院は早朝から予約が埋まって、中にはようやくとれた予約が朝5時台などという話も聞きます。それでは大変と家で着られるワンタッチ袴をレンタルしたものの、説明ほど簡単ではなかったり、綺麗に着付けが仕上がらないことも。
大変な思いをしたのに、そのせいで気分が悪くなったり、慣れない袴で着崩れてしまったりと、せっかくの式典が残念な思い出になってしまうこともあります。
学校によっては着物・袴着用を禁止する動きもありますが、それはそれで寂しいです。そうならないようにできることがないか、「着付けちょこっとお直しお助け隊」など申し出てみようかと考えています。