なにかをはじめるのに、歳だからと諦めてしまう人がいる話を聞いたりします。
私には、10代の時に試みるも断念した和裁をいつかまたやりたいと、
秘めた想いがありました。
それを実現するために33年の時を経て、中沢和裁師範学舎に4月から通っています。
時を経ても変わらぬ運針やくけといった基礎の大事さはもちろん、
10代の頃の仲間や風景だったり、記憶が少しずつ蘇る不思議な感覚です。
確実に違うのは感覚の鈍さと覚えの悪さ、そして老眼です。
そんな現状を受け入れ出会えた人と居場所に感謝しながら、
焦らず丁寧に学んで行きたいと思います。
Y.T