先日、娘の通う中学校で、年度末行事の百人一首大会が行われました。百首暗記から始まり、競技かるたアニメの視聴まで、毎日がかるた尽くしの3月でした。
そのアニメの中で、袴姿でかるたをするシーンがあるのですが、袴が行燈(あんどん=スカートタイプ)か?はたまた馬乗(=キュロットタイプ)か?と家族で話題になりました。それで少し調べてみると、百人一首の場合女性は行燈袴、男性は馬乗袴というのが基本のようでした。
女性が馬乗袴を着る機会はあるのかしら?という疑問がわいてきたので、さらに調査。
弓道は女性も馬乗袴を着用するようです。ただし、腰板はないものが好ましいとのことです。
それなら剣道も馬乗袴のはず!と見ていくと、ジャージ素材や内股にファスナー付など快適性や機能性も追求されているとわかり感心しました。
伝統的な行事や武道にはそれにふさわしい服装が求められますが、時代とともに快適性や機能性も考慮されながら「進化」してよいのかもしれませんね。